ネクタイを毎日使う方といえば、サラリーマンです。スーツはバッチリ決まっているのに、ネクタイがシワになって型崩れしていたら実に勿体ないですよね。
でも、クリーニングに毎回出すのは出費もかさむし面倒・・・という方に、自宅で洗濯してもネクタイが型崩れしない方法をご紹介してまいります。
シミがあるネクタイには「ベンジン」
ネクタイはシミが付くと取れにくいものです。でも、ベンジンを使えばシミも解決です(使用する前に、ネクタイの素材を要確認)。
そこで、ベンジンを使ったシミの取り方をご紹介しましょう。
- ネクタイのシミ部分にベンジンを染み込ませます。ベンジンは可燃性です。火気の近くは危険ですから気を付けてくださいね。
ベンジンを少し容器に移します。ネクタイのシミに浸けます。そして、優しくこするとシミが浮かんで汚れが取れやすくなりますよ^^
しつこいようですが、ベンジンは引火性のある刺激物なので、使う前に良く説明書きを読んでから慎重に扱ってください。
- 洗面器に50度位のお湯を入れます。粉の洗濯洗剤ではなく、液体の洗剤を水1ℓであれば、洗剤は10cc入れます。つまり、水に対して洗剤は1%です。お湯は熱過ぎるとネクタイに良くないので、ぬるま湯でお願いします。
- 洗面器にネクタイを5分ほど入れておきます。
- 5分後、ネクタイを優しく丁寧に揉み洗いしてください。ポイントはゆっくり洗うこと。ネクタイは繊細なので、ゆっくりと少しずつ汚れを取っていくとシワ防止になります。
- 洗ったら、水気を切りましょう。この時のコツは、ネクタイを絞って水気を切るのではなく、手で押すように水気を切ることです。絞るとシワになりやすいですからね。
- ハンガーに吊るして、1日陰干しすればOKです。天日干しは厳禁です!生地によっては変色してしまいます。
干す時もポイントがあります。この時、ネクタイにシワがあっても伸ばしてはいけません!水気がある時にシワを伸ばしてしまうと、ネクタイが乾いた時に逆にシワが出来てしまうそうです。気を付けましょうね(*^-^*)
- ネクタイが乾いたら、仕上げにアイロンがけをしましょう。この時は、スチームでアイロンがけをします。スチームの温度は低温が良いでしょう。上げても中温まで。高温はネクタイの生地が傷んでしまいます。
当て布をしてからアイロンがけをします。当て布は綿のハンカチで構いません。ネクタイの裏からアイロンをかけていくのですが、ここにもポイントがあります。
アイロンは直接あてるのではなく、1センチ程度当て布から離してやることです。シワが酷い時は、アイロンを当てすぎないように直ぐに離す感じで直接アイロンがけしていってください。
裏のアイロンがけが終わったら、表にもアイロンがけを同じようにしていきましょう。表の場合は、ネクタイを引っ張り過ぎないようにしながら、シワを取るようにアイロンがけをすると綺麗に仕上がります。
以上、ネクタイの型崩れを防ぐ洗濯法についてのご紹介でした!幾つもの工程があるので、面倒くさいと感じる方もいるかもしれませんが、自分で洗うことによって、よりネクタイに愛着が湧くと思います。大事にしていきましょう^^
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