換気扇のお手入れって、面倒なイメージがありますよね。しかも、キッチンの換気扇なら取り掛かろうと思えますが、トイレやお風呂の換気扇掃除は、もはや業者に頼むしかないのでは…!?と思ってしまうのは、筆者だけではないはずです。
今回は、トイレ・お風呂の換気扇の掃除方法をわかりやすくご説明していきます。年末の大掃除に向けて、是非ご参考にして頂ければと思います。
換気扇の汚れは様々な弊害のもと
トイレ・お風呂の換気扇の汚れって、特に注意してなければ見落としがちですよね。しかし、放っておくと様々な弊害が出るんです。特にお風呂の場合は、カビ発生の大きな要因になるんです。
お風呂のカビ対策で重要なのは、実は天井なんですよ。天井に、目に見えないカビがたくさん潜んでいて、胞子をお風呂全体にばらまいていると言われています。
天井掃除に加えて換気扇もしっかり掃除しないと、カビの胞子が降ってきてキリがないという事態になります。いくら24時間換気をしていても、換気扇が目詰まりしていたのでは、その機能を果たせず意味がないですよね。また、動作が鈍るため、電気代も高くつく恐れがあります。
そしてトイレの換気扇の汚れも、いやな臭いの原因になります。換気扇フィルターをしていない場合は、2~3か月に一度掃除できれば理想的です。
換気扇を外から見てほこりが付いているのが分かる状態だと、内部にはかなり汚れが溜まっていると言えるでしょう…(汗)キッチンの換気扇と違って油汚れがありませんので、その点はお手入れが楽ではないでしょうか。
掃除方法
ここでは、一般的にトイレやお風呂によく使われている、シロッコファンというタイプの換気扇のお手入れ方法をご説明しますね。
※作業はあくまでも自己責任になります。途中で不安に感じたり、うまく進められなかった場合は、無理に続けようとせずに業者さんに相談しましょうね!
▼シロッコファンの外見
外見はこういうタイプが多いですね。
中身はこのようなものです。
【用意するもの】
- 古歯ブラシ
- マスク&ゴーグル又はメガネ(ほこり対策)
- ウエットティッシュ又は雑巾
- 中性洗剤
【手順】
①化粧パネルを外す
2本のバネのような部品ではめ込んである場合が多く、下に引っ張りながらその部分をゆっくり外していきます。
②その下のカバーを外す
化粧パネル下の、シロッコファンの外側についているカバーを取り外します。ねじで数か所固定されていることが多いです。ゆっくりとねじを緩めましょう。
③シロッコファンを取り外す
いよいよシロッコファンが現れました。そのまま下に引っ張れば取り外せるかと思いますが、レンチで回して取り外す場合もあります。
④外した部品・化粧カバーを洗う
ガンコな汚れは、中性洗剤を吹きかけて時間を少し置き、古歯ブラシでこすりましょう。汚れ具合によっては、水洗いで十分落ちますよ。
⑤それぞれ乾かして、戻す
部品をしっかり乾かします。取り外した時と逆の手順で戻していきます。戻す前に、換気扇の本体部分の汚れも、ウエットティッシュ又は雑巾で拭き取りましょう。
換気扇が正常に作動していることを確認して、完了です!
いかがでしたか?
筆者の自宅もそろそろ汚れてきたところです。そう言えば以前住んでいたところは、外から見てほこりが付いているのが分かったのに、結局そのままにしていたなぁ…。
トイレやお風呂は毎日使用する場所なので、キレイにしておきたいですよね!あなたも是非、換気扇お掃除してみませんか。
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