お正月といえば何を思い出しますか?私はお雑煮です。がめ煮と黒豆も大好きです。私は佐賀県出身なので筑前煮の事を「がめ煮」といいます。
お雑煮は地域によって作り方も味も全く違います。同じ料理名なのに、見た目も味も違う日本の不思議な伝統食です。
そこで、料理初心者でも失敗無く出来るお雑煮のレシピをご紹介したいと思います。自分で作るともっと美味しくなりますよ(*^-^*)
麺つゆがあればできる!簡単雑煮
【材料】2人分
- ●麺つゆ 100cc
- ●白菜 1/4
- ●水 1000cc
- お餅 4つ※好みで増やしてもOK
- 鰹節 適量
上記の「追いがつおつゆ」をおすすめします。鰹だしが効いていて美味しいです。色んな料理に使えます。
【作り方】
- 鍋に●を入れます。白菜が柔らかくなるまで煮てください。
- 白菜に火が通ったら、餅を入れて柔らかくなればOK!器に盛って、最後に鰹節を振りかけて完成です。
※お皿にサランラップを敷いて、その上に餅を置いてから電子レンジでチン。そして、鍋に入れると時短になります。
※焼き餅の場合は、白菜を煮込んでいる間にトースターで焼いておきましょう。
ご紹介しました雑煮の具はシンプルに餅と白菜のみですが、大根やニンジン、鶏肉、椎茸、ほうれん草を入れても美味です。(※各家庭で味の濃さは違いますから、味が薄いようだったら麺つゆを増やしてください。)
【参考:クックパッド】
非常にシンプルなお雑煮レシピですが、あっさり味でとても美味しいです。麺つゆは最初から出汁が入っていますから、わざわざ醤油やお酒、砂糖で味付けしなくても、麺つゆのみで雑煮が出来るところが最高ですね!
麺つゆは料理初心者にはうってつけの調味料だと思いませんか?
麺つゆで煮物も失敗無く味付けできますし、私はかしわ飯(鶏めし)も麺つゆで味付けしています。次の日には必ず焼きおにぎりが我が家の定番で、これが家族に大好評なのです!麺つゆは素麺だけに使うのはもったいない!是非、ストックしておくことをお勧めします。
話はお雑煮の話題に戻りますが、雑煮を食べるようになった由来をあなたはご存知でしょうか?
『餅は昔から日本人にとってお祝い事や特別の日に食べる「ハレ」の食べ物でした。そのため新年を迎えるにあたり、餅をついて他 の産物とともに歳神様にお供えをしました。そして元日にそのお供えをお下がりとして頂くのがお雑煮です。
お雑煮を食べる際には旧年の収穫や無事に感謝し、 新年の豊作や家内安全を祈ります。「雑煮」の語源は「煮雑〔にまぜ〕」で、いろいろな具材を煮合わせたことからきています。』
出典:日本文化いろは事典
雑煮は神様にお供えしていたものを感謝しながら頂く食べ物だったのですね。そして、農業の無事を祈る。日本独特の風習ですね。日本人は農業をしながら生活してきた民族です。農業に関する風習が今も各地に残っているのは素晴らしいことなので、絶やさないようにしたいものです。
お正月に当たり前に作って、ただ美味しいと思い食べていたお雑煮。来年からは、感謝して頂かないといけませんね(;^ω^)
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