七草粥とは、1月7日に無病息災と五穀豊穣を願って戴くお粥のことです。春の七草とは、なずな・せり・ごぎょう・はこべら・ほとけのざ・すずな・すずしろのことです。
♡今日は、七草粥を食べる日です!♡ 七草買って来ました~! せり・なずな・ごぎょう・はこべら・ほとけのざ・すずな・すずしろ春の七草! どれがどれだか良くわからない!・・・まっ、いいか・・・ pic.twitter.com/fKQ90bceNz
— きゃらきゃらなごみ~の (@FuwaFuwaYY) 2015, 10月 30
七草粥は中国から伝わった縁起の良い料理で、「人日の節句」として1月7日は中国で「人の日」と定められています。人をけなさず大切にする日と決められているのです。更に、7日は昇給が決まる日になっており、縁起を担ぐために七草粥を出勤前に食べる習慣があります。
それが日本にも伝わって、中国でお粥に入れる菜同様、日本でもいつしか春の七草を入れるようになりました。しかし、七草粥が伝わった当初は七草ではなく、米、粟、黍、稗、簑米、胡麻、小豆を食べていたようです。いつのまにか七草に変わって今に至ります。
日本の伝統食である七草粥ですが、小さなお子様は苦くて食べられないお粥かもしれません。私がそうでした(;^ω^)
老若男女誰でも美味しく戴ける七草粥のレシピがあります!とても簡単で美味しいのでご紹介したいと思います。
七草粥に必要な材料と作り方
餅入り七草粥
【材料】
- 米 1合
- 七草 1パック
- 餅 2個※好みで増減してください(*^-^*)
- 水 7カップ
- ★鶏がらスープ 大さじ1
- ★酒 大さじ2
- ★塩 小さじ1/2強
さっきあかにゃちゃんに聞かれた七草粥です pic.twitter.com/OfYLMW8PoS
— カラ松ガール フレッシュネス (@mesiuma3om) 2015, 9月 24
【作り方】
- お米を洗いましょう。米に入れる水ですが、1合に対して通常水の量は180ccです。七草粥は柔らかく炊く必要がありますので、7倍の1260cc(1ℓと260cc)入れます。30分そのままにしておきます。
- 米を水に浸している間に、七草を細かく刻んでいきましょう。刻み方が大きいと、苦みを感じやすいので、なるべく細かく刻むことをお勧めします。
- 餅も七草同様、小さく切ります。
- 土鍋に①を入れて、強火で沸騰するまで煮込みます。ブクブク沸騰したら、弱火にして40分程度炊き込みましょう。
- 刻んだ七草を入れて、蓋をして10分煮込みます。
- 餅と★の調味料を入れて、餅が柔らかくなるまでゆっくり丁寧に混ぜていきます。
- 塩で味付けして出来上がり!
【参考:クックパッド】
私も作ってみました。七草が苦くて苦手意識がありましたが、餅と鶏がらスープが入ることによって食べやすくなっています。七草も細かく刻んだおかげで美味しく食べられました!これなら、お子様でも喜んで食べていただけるのではないかと思います。
七草粥は、ビタミンと食物繊維が含まれていますので、お正月で使い過ぎた胃を休めるとともに、体に元気を与えてくれるお粥ですよ(*^-^*)
1月7日といえば学校や会社が始まる直前です。正月なまりを七草粥で元に戻しましょう!
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