お正月に向けて玄関に飾る正月飾り。しめ縄タイプや紙タイプなど様々です。スーパーなどに正月飾りや鏡餅が並び始めると、今年も残り少ないんだなぁとしみじみ感じます。
正月飾りっていつから飾るものなのかな?と考えたことありませんか?12月の何日からと日にちが決まっているわけでもありません。一般的には、クリスマスを過ぎた25日以降に飾り始めるご家庭が多いように思います。
そこで、正月飾りはいつからいつまで飾るのかといった疑問点と、飾った後の処分方法をご紹介しましょう。
12月13日の正月事始めから飾って良し!
正月事始めをご存知でしょうか?昔は、12月13日にお正月の門松や雑煮作りに必要な薪を山に取りに行く習慣があったそうです。これを正月事始めと言います。
昔からの習わしに沿って今も12月13日から正月の準備として玄関の正月飾りも飾って良いとなっていますが、24日はクリスマス・イブ、25日はクリスマスです。正月飾りとクリスマスリースが並んでいたらおかしいですものね(;^ω^)
どのご家庭もクリスマスが終わってから飾られているようです。ここで注意があります。
29日と31日に飾るのは避けてください。29日は9(苦)が理由で、31日は一夜飾りなので良くありません。お正月というのは神様をお迎えする行事でもありますから、一夜だけというのは誠意に欠けるとされています。28日までに飾るのが良いでしょう。
正月飾りは12月13日以降に飾って良いことが分かりました。次は、いつまで飾っておくのかについてご説明いたします。
正月飾りは「松の内まで」飾っておきましょう!
松の内とは、元旦から15日までの事です。これは、日本全国一律ではなく、地方によっては松の内まで飾らない所もあります。関東地方は7日まで飾る風習のようです。私の地元佐賀県でも、7日で正月飾りを外します。
正月飾りの処分方法
正月飾りはどんど焼きで焼いてもらおう!
正月飾りをゴミ箱にポイではお粗末すぎます。松の内まで飾った正月飾りは、旧正月(1月15日)に各地で行われている「どんど焼き」で正月飾りを焼いてもらうのが一般的です。
どんど焼きとは、正月飾りや書き初めを積み上げて燃やし無病息災を祈る行事です。
まとめ
12月13日から正月飾りを飾って良いとは意外でした。この時期ってクリスマス一色ですから正月飾りすら購入してなかったです(;^ω^)昔はクリスマスのお祝いをすることなんてなかったですから、この時期から正月準備が始まっていたのですね。
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