小豆粥はハレの日にいただく風習があります。中国から伝えられたもののようですが、日本では小正月の1月15日に邪気を払い、健康で1年過ごせますようにと願って食べられますよね。小豆は胃腸を調える意味でも食されてきました。
出典:砂糖類ホームページ
昔は、小豆の赤色は太陽の色と例えられていて、邪気を追い払うことが出来ると信じられてきました。
有り難いことに小豆粥は栄養もたっぷり!その栄養価と簡単に作る事ができる小豆粥レシピをご紹介したいと思います。
小豆は利尿作用と便秘改善に役立つ
小豆は昔から解毒と利尿作用があることで知られていましたので、養生食として取り入れられてきました。胃腸を健やかに保つことが出来るので、便秘改善にもなる食材です。
小豆の栄養分はたんぱく質を主として、ビタミンB1やB2を摂ることが出来ます。他にも便秘改善に役立つ食物繊維、小豆の皮に含まれているアントシアニンは、抗酸化作用がある成分で体の中を綺麗にしてくれます。
抗酸化作用とは、血圧やコレステロール、血糖値の上昇を抑制する素晴らしい成分です。小豆は現代人にとって必須食べ物の1つだと思います。
そんな栄養豊富な小豆とお粥を合わせると、消化もスムーズに進みます。年末年始で酷使した胃腸に、負担をかけることなく食事をすることが出来ます。
小豆粥の簡単レシピ
簡単に小豆を柔らかくできる、小豆粥のご紹介です。
出典:クックパッド
【材料】4人分
- 小豆 50g
- 米 1合
- 塩 少々
- 餅 食べたいだけ
【作り方】
- 小豆を綺麗に洗ってください。そして、保温容器に小豆を入れて熱湯を注ぎます。蓋をして一晩放置してください。保温できる水筒で良いと思います(*^-^*)
ポイントは、たっぷりの熱湯を注ぐことです。なので、水筒は大きめが良いでしょう。
- 翌日、小豆が柔らかくなっているか確認してみてください。まだ硬さがあるようでしたら、熱湯を入れ替えて再度暫く放置しておきます。
- 米を洗います。鍋に洗った米を入れて1合分の水を入れるのですが、その際、小豆に入れた熱湯を入れてください。1合分に足りなかったら水を加えるようにしましょう。
- 小豆を入れてガスコンロであれば、炊飯モードで炊きましょう。もし、炊飯モードが無い時は、様子を時々見ながら仕上げていきましょう。
- 小豆粥が炊き上がる前に、餅を一口大に切って、トースターで焼きましょう。
- 小豆粥が出来上がったら、⑤と塩を入れて味を調整しながら少し煮て完成です。
水筒に熱湯と小豆を入れるのがポイント!寝ている間に小豆が柔らかくなっているので、ある意味時短料理です!
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