毎年、節分では恵方巻きを食べ、豆まきをして邪気を払い無病息災を祈ります。でも、節分の意味を正しく理解していますか?節分だから豆まきしなきゃ!という程度で深い意味まで理解していない方が多いと思います。
ということで、節分の意味と節分の日に食べる恵方巻きの正しい食べ方と方角についてご紹介していきたいと思います。意味を理解することで、感謝の気持ちがさらに増すと思いますよ^^
節分は「今年の縁を切る」という意味
2月3日の節分の翌日は2月4日。立春にあたります。立春は暦上では1年の始まりとされる日です。なので、2月3日はその年の一番最後の日ということで「年の縁を切る」ということになるらしいのです。
つまり、節分はその年と別れを告げて、次の年が始まっていく日なのです。
恵方巻きの正しい食べ方
近年、恵方巻きは全国的に節分の日に食べられるようになりました。その起源は関西地方から伝わったものです。
発端は、大阪の海苔業者。節分の日に海苔を巻いた巻き寿司の早食い競争のイベントをしたのが始まりだそうです。大阪商人らしいですね(*^-^*)
それから、広島のコンビニがきっかけで全国的に恵方巻きが知られるようになったそうですよ。面白いですね!
恵方巻きの名前の由来は、名前の通り「恵方」の方角を向いて食べるから「恵方巻き」と呼ばれています。恵方とは、歳徳神のいる方角の事です。
恵方巻きの食べ方についてです。
出典:ライフシーンを豊かに
- その年の恵方を向く
- 恵方巻きを食べ終わるまで喋ってはならない
- 願い事をしながら食べる
これが恵方巻きの正しい食べ方になります。
恵方巻きの方角の決め方について
恵方巻きの方角については毎年違います。それは、歳徳神がいる方角の事をいうのですが、歳徳神は毎年違う方角に場所を変えるとされているので、その年の方角を調べる必要があります。ちなみに、歳徳神は「としとくじん」と読みます。
出典:明快情報ブログ
歳徳神を辞書で調べてみました。
“陰陽道でその年の福徳を司る神になります。この神のいる方角を恵方というのです。歳神や正月様とも呼ばれます。”
出典:Wikipedia
2016年~2017年の歳徳神の方角は以下になります。
- 2016年・・・丙[ひのえ]の方角/南微東(南と南南東の間=ほぼ南南東)
- 2017年・・・壬[みずのえ]の方角/北微西(北と北北西の間=ほぼ北北西)
日本は、神様を本当に大切にする国です。正月の鏡餅や門松も神様をお迎えする為に飾る物ですし、節分も神様と繋がっていたのですね。
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